2014年

2014/10/24 話し方教室の成果は!?

先週は、株式会社パソナ主催のセミナーの講師として招かれ、東京に行ってきました。
  
僕は人前で話すのが苦手なので、あまり受たくはなかったのですが、台湾パソナで以前勤務していた時期があり、いまだにパソナさんとは深い繋がりがあるので、断るわけにはいきませんでした。
 
久しぶりに東京の本社に行ってきましたが、以前にも増して、植物が増えていたり、素晴らしい社食があったり、とても働きやすい環境でした。
講演前に食べたランチが右下です。素敵な器におかずが盛られて、これで500円です。健康的だし、台湾で僕が普段食べているランチとはえらい違いです。笑
 
ところで、人前で話すのって、慣れていないと本当に嫌ですよね。

僕は小学生の頃から目立ちたがり屋で、学級委員長などに立候補したり、人前で何かを発表することが大好きな優等生(笑)でした。ただ、なぜか、中学生の後半から、人前で話すことがてれるようになってしまったのです。
基本、かなりの目立ちたがり屋なのですが、人前で話すのがあがってしまうっていうのは、とても厄介です。周りの人からは得意に思われるようで、よく結婚式のスピーチやらを頼まれたりするのですが、毎回断っていました。出たい気持ちはいっぱいなのに、出れない、こんなもどかしいことはありません!

僕がこれを本格的に克服しなくてはいけないと思ったのは、2010年に日本での勤務先を辞め、台湾での仕事が決まった時です。立ち上げの会社の社長(総経理)として任される以上、今後スピーチや人前で何かを発表するなどの機会が増えると感じたからです。
 
台湾への出発までは数ヶ月間。
僕は以前から気になっていた、人前で話すことを苦手としている人たちが通う教室をインターネットで探し、「話し方教室」というセミナーに参加したのです。
台湾では日本人向けのこのようなセミナーはなさそうだし、とにかく、日本での残り数か月間でなんとかあがり症を克服をしたかったのです。

講師はいろいろな手法で、人前で話すことは大したことじゃないということを教えてくれます。
セミナーの開始は「スピーチリレー」から始まります。
10人くらいの生徒から1人が選ばれて、その場で決められたお題をテーマに2分間話します。
この後はリレー方式で、1番目の人が話した内容の中からキーワードとなる言葉を取り出し、即興で2番目の人が2分間話すという感じです。
 
当時、「話し方教室」に通っていることを友達に話したら、90%以上が興味を持ち、行ってみたいと言っていました。みんな同じように、もっと堂々と緊張せずに人前で話せるようになりたい!と思っているんですよね。
 
この「話し方教室」、僕は日本滞在期間の残り数か月間しか行けませんでしたが、これは今から考えるととてもよかったのではないかと思います。
興味のある方は、是非行ってみてください!

さて、今回のテーマは、台湾進出を考えている企業向けのセミナーでした。
2012年に「グローバル化を生きる」というテーマで、日本語の話せる台湾人向けにした講演とは、またタイプが異なります。企業向け、かつ、日本人向けという意味では、結構プレッシャーもあったのですが、数日前にオフィスでアシスタントに聴衆になってもらい、リハーサルをしていたので、結構落ち着いて話すことができました。そして50分という与えられた時間配分も完ぺきでした。

取材に来ていた台湾新聞の記事は
こちら
 
一つの失敗は...
東京に持って行ったワイシャツが一周りも二周り小さかったこと。数ヶ月前にダイエットを志し、若干小さめのワイシャツを買ったのですが、最近、また激太りしているので、そんな小さめのワイシャツは着れるわけがありません。
朝、ワイシャツを着た時は、「やっちゃった・・・」と。新しいワイシャツを買う時間もなく、なんとかこれで乗り切りました。
講演中の写真はネクタイで隠れていましたが、こちらが当日の夜に撮った写真です。
今にもはちきれそうなワイシャツ・・・スピーチ中、ボタンがとれなくてよかったです。笑
  
セミナーが終わった後は、成功を祝って、汐留のとらじで久しぶりに東京の夜景を見ながら、友人とおいしい焼き肉を食べてきました!
  
セミナー講師という貴重な機会を与えていただいたパソナさんに感謝です。