【三日目】
朝10時半の小型飛行機でポカラに向かいました。ポカラはカトマンズから西に200KM離れたリゾート地で、ヒマラヤトレッキングの出発点にもなる場所です。自分は山より海派で、波の音を聞きながら海辺でビールを飲むゆるい感じが大好きですが、ネパールといえばヒマラヤということで、ポカラまでやってきました。
ホテルは各部屋からヒマラヤが眺望できるという贅沢なホテルアンナプルナビューホテル、全く舗装されていない山道を上がった不便な所にあります。ホテルに向かう途中でタンデムフライトを楽しんでいる人を目にして、ふと、1998年にヨーロッパへ1か月のバックパック旅行に行った際、スイスのマッターホルンを眺めながらタンデムフライトをしたことを思い出しました。この年になると、そのような冒険はできなくなってしまいましたが、若いうちに経験をしておいて良かったなと思いました。
サンセットまで少し時間があり、お腹も空いていたので、近所(本当に何もないところですが・・・)を散歩して見つけた屋外のお店で食事ができるか聞いてみました。そこはサランコットの丘(ヒマラヤを眺めるスポット)への階段の登り口にあるため、日の出を見る日本人観光客も来るようで、男性店員は日本語で対応してくれました。カトマンズでは食べられない変わったものを食べてみたく、お勧めのDhindoを注文してみました。
食べ方は「とにかく噛まずに飲みこめ」ということだったので、言われた通りに食べました。強制的に食べさせられてるか、嘔吐してるかのような写真ですね。笑。未だになぜ噛んではいけないのか、謎が解けません。
【四日目】
日の出を見るために早起きましたが、
ポカラの二日目はあまり天気が良くなく、ガイドブックで見ていたような絶景を見ることができませんでした。とはいえ、ホテルでのんびり、大変穏やかな時間を過ごすことができました。
カトマンズ行きの飛行機出発時刻まで数時間あったので、車をチャーターして、日本の宗教法人・日蓮宗が建立したというWorld Peace Pagodaという寺院に行ってきました。
夕方の便で、カトマンズに戻り、ネパール最終日の夜は
ドゥワリカホテルという最高級のホテルに滞在しました。
カトマンズでは一通りの観光地を回ったので、翌日のバンコク行きの飛行機出発時刻までは、ゆっくりすることにしました。
ドゥワリカホテルの家具・備品は最高級、広い中庭があり、アミューズメントパークにいるような感じです。
ホテル内のネパール料理レストラン・クリシュナパンには世界各国からの要人が訪れているようで、エントランスの壁には錚々たるメンバーの写真が飾られていました。 元国王のためにネパールダンスを披露する踊り子が登場。中森明菜を彷彿させる衣装と踊りに、元国王もご満悦です。
【五日目】
午前中は庶民の気持ちを味わうべく、ホテル近辺の観光客が訪れないようなローカル店をはしごして、ローカルの朝食をトライしてから、午後の便でバンコクに向かいました。
注文の仕方がわからなかったところ、お客さんが丁寧に教えてくれました。このネパール人の親切さ、台湾人に通じるものがあります。
とにかく、心底満喫できた5日間でした。
ネパールは想像以上に治安が良く、人々は親切で、素晴らしい国です。リタイヤ後にもう一度ゆっくり訪れたい国になりました。皆さんもチャンスがあれば是非行ってみて下さい。
ただ、先日
こんなニュースが!
3/10から、ネパール政府が日本人へのビザ発給を停止するらしいです。
感染拡大が一か月半早まっていれば、このネパール旅行も実現しなかったかもしれません。
新型肺炎が早期に収束して、平穏な日常を取り戻せることを願うばかりです。