先日、4カ月ぶりに東京に戻ってきました。
例年3月の花見シーズンに帰国をしているのですが、今年は仕事のスケジュールがうまく調整できませんでした。若い頃は単なる合コンの口実位にしか捉えていませんでしたが、ある時から純粋に桜を見るのが好きになりました。海外生活を自ら選び、長く住んでいる自分が心の底から日本の素晴らしさを感じる貴重な時です。

 
決算期が3月末のクライアントさんの仕事も一段落ついたので、週末を挟み数日間東京に戻ることにしたものの、もう東京で桜を見ることはできません。ちょうど青森で桜が満開になるという情報をキャッチしたので、1泊で弘前まで行こうかとも思いましたが、最終的にはあきらめ、桜は来年の春までお預けにしました。
  

今回のメインイベントは3つ。

①約2年前、体重が80キロを超え、定着してしまいました。この2年間、いずれダイエットをして痩せるからと新しいジャケットを購入せず、数着あるジャケットを着まわしていました。
1月にお会いした飲食店経営者の方から糖質ダイエットの方法を聞き、実践してみたところ、3か月で3～4キロ痩せて、約2年ぶりに78キロ代の数字を確認した時に思ったことは「これで新しいジャケットが買える！」。希望としては、75キロ位まで落としたいので、今回は1着だけ購入しました。最近、若干油断気味で、リバウンドが始まっていますが、とにかく何とか維持しなくてはと思っています。

調所さんは調所広郷さん（幕末期の薩摩藩・島津家の家老）のひ孫のひ孫にあたる方です。数年前、徳川さんとお会いした時、僕は全く歴史に興味がなかったのですが、その後、「真田丸」で歴史に興味を持ち、「篤姫」を見て、明治維新150年目となる今年の大河ドラマ・「西郷どん」も、徳川さんと調所さんを思い出しながら毎週欠かさずに見ています。
三人で記念写真を撮り、徳川さんからもFacebookに投稿しても大丈夫ですよというお言葉をいただき、投稿したところ、一年前に台湾で知り合い、仲良くさせていただいている方から、こんなメッセージが届きました。

「Taroさん 家広とあったの⁉︎従兄弟の息子よ！初等科の頃 家庭教師していました」。まさか身近に徳川さんのご親戚がいたとは。。。言葉を失いました。改めてFacebookの凄さ（怖さ）を知りました。

③日本最高峰の日本料理・京味さんにお邪魔しました。ご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、2017年には、ラリストという世界レストランランキングの二位になったそうです。大将の西健一郎さんも大変有名なお方です。女将さんが父の小学校時代の同級生ということで、西さん御一家には大変お世話になっています。
初回は2012年1月25日、2014年8月20日、2015年8月27日、今回は4回目、春にお邪魔するのは初めてでした。派手な食材を使うというのではなく、日常的な食材（勿論最高級の食材）を使い、素材の良さが十分に引き出されている一品一品を口に運ぶたびに、顔がほころび、最高の幸せを感じます。この日は小柱の揚げ物、コシアブラと呼ばれる山菜の天ぷら、カレイのお刺身、鮎の稚魚の揚げ物の味が忘れられません。そういえば、前回お邪魔した時、「デザートは葛切りとわらび餅があります」と言われ、僕は少し考えた後「葛切り餅」と答えて、赤っ恥を書きました。汗。わらび餅を切り餅（サトウの？）と混同してしまい、そして、葛切りと切り餅を合体させてしまったようです。どんだけ食いしん坊なのでしょうか。。。一生忘れられない赤面の思い出です。

大将の西健一郎さんとはじめのてツーショット。
 

次回の東京は母の命日の8月末。次回はどんな方と会って、どんな食事をしようか、今からゆっくり計画を立てます。