2017年

2017/10/24 冬がはじまるよ

日本はそろそろ冬に突入する頃でしょうが、台湾ではここ1週間でやっと秋めいてきた感じです。
  
僕自身は半袖ハーフパンツで過ごせる夏が一番大好きなのですが、これからの楽しみといえば、やはり「温泉」と「鍋」でしょうか。
台湾は火鍋・酸菜白肉鍋・一人しゃぶしゃぶやら様々な鍋が楽しめますが、僕の一番大好きな鍋は「薑母鴨」という屋外で食べる薬膳鴨鍋(写真右上)です。


日本人の中には鴨が苦手だという人もかなりいますが、大丈夫な日本人旅行客を連れて行くと、みんな喜んでくれます。
この鴨鍋屋さん、夏は休業となり、9月位になると、ぼちぼち開け始めます。
最近ふと気になったのですが、「薑母鴨で働いているこの人たちは夏はどうやって生計を立てているんだろう?」
「かき氷やさん」という噂や農業をしているという噂もありますが、真偽のほどはわかりません。
 
鴨鍋屋さんはいくつかチェーン店があるのですが、僕が一番大好きでよくいくお店は士林駅近くのこちらのお店です。

この提灯を見ると、興奮します!
 
9月に入ってから、2カ月もたたないうちに8回行っているので、週一回ペースです。笑
どうしてここまで鴨鍋が好きなのかというと、「ゆっくりビールを飲みながら美味しい鍋を楽しめて、そして、どんな鍋料理よりもコスパが良い」という理由です。
「恵比寿にもあるロブションが台北にもある!」という話を聞き、最近行ってきましたが、コスパの悪いこと悪いこと。ワイン一杯の価格が約二人で鴨鍋を食べられる金額でしたから。。。。汗
翌日同僚に「ロブション、どうでしたか?」と聞かれた時の僕の回答は、「全く感動しませんでした。薑母鴨の方が全然いいです!」。
「比べるものではありません。」と笑われました。笑
 
先日も、9月末に帰任した同年代のクライアントが出張で台湾に戻ってきたため、薑母鴨にお連れしました。酒の強い方で、盛り上がってきたところ、彼が棚から持ってきたのは58度の小さな高粱酒。
定連の僕でもこの店で高粱酒を開けたことはなかったのですが、まぁ、金額などもちろん気にすることもなく、ちびりちびり飲み干しました。
 
その後、同僚のなっちゃんに買單(お会計)をお願いして、翌日、昨晩のお会計が4,380元(一人1,000元以上)という衝撃の事実が!唖然。
僕はそこのお店の常連で、スタッフの感じもよく、ぼったくられるわけもないし、ただ、高粱酒がそこまで高かったのか?最後に飲んだプレミアムの台湾🍺が高かったのか、今後の参考にしたかったので、営業開始時刻を待って、同僚のなっちゃんに電話で確認をしてもらいました。
営業時間中は昨日以前の明細が見れないようで、閉店後に連絡しますとのことでした。
2日後になっちゃんのメールに送られてきた明細には、僕らが頼んだ覚えのないいくつかのアイテムがありました。
再度、なっちゃんが「これらを頼んだ覚えはありませんが、なんでしょうか?」と質問を投げかけたところ、お店の回答は「監視カメラで確認をするので、一日待ってください」と。
 
一日待って送られてきた画像とメールがこちらです。

4,380元のうち2,200元(半分以上)が、隣のテーブルが頼んだアイテムで、過剰請求だったわけです!
 
メールには、「〇小姐(なっちゃん)、很抱歉,我看了監視器後發現,員工錯把3桌加點東西的單,打到妳們那桌,深感抱歉,妳們多付的2200元,我會放在櫃台等李小姐有空的時候來取,我會加強員工的訓練,造成的誤會希望〇小姐和老闆能原諒,下次必定好好招待。(大変失礼しました。監視カメラを見た結果、隣のテーブルの追加オーダー分2,200元を含めてしまっていました。2,200元を返金します。今後は従業員のトレーニングを強化して、このようなことが起こらないよう気を付けます。〇さんとあなたのボスにご迷惑をおかけしたので、次回特別サービスをさせていただきます)」
  
なっちゃんは、お客さんの前だったので、あまり突っ込んで質問をしなかったようですが、僕らもその場で気づいて指摘をするべきでした。事によると、2,200元分のオーダーをしたお客さんからとりっぱぐれてしまった可能性もあり、今回のケース、実は僕らにも非がありますよね。。。
ただ、次回行った時、特別サービスをしてくれるということで、密かに楽しみにしています。
 
冬台湾にいらっしゃる方で、「鴨も大丈夫!」という方は、是非トライしてみてください。
霸味薑母鴨承德店
台北市士林區承德路4段46號