2017年

2017/5/10 親孝行旅行(国内編)②

2017年・親孝行国内旅行の後半編です。
 
前半は、東京→長野→新潟→富山の砺波まででした。
 
【2017年3月22日(第三日目)】
砺波を出発し、雪で覆われた山を眺めながら、五箇山・白川郷へ向かいます。この日は快晴でした。
日本が大好きな台湾人にとっても、白川郷は大人気の観光地で、金沢や名古屋から白川郷に入ってくるようです。僕の周りにも雪を見たことのない台湾人の友人が沢山いますが、こんな光景を見たら感動することでしょう。


この日は日帰りだったので、夜の雰囲気を見ることはできなかったのですが、次回チャンスがあれば一泊してみたいです。昨年話題になった「君の名は」のワンシーンとなった高山の日枝神社に寄り、岐阜県の下呂温泉へ向かいました。
 
下呂温泉の宿は僕が選んだ「水鳳園」という食事の評判がとても良い宿でした。 
夕食・朝食ともに部屋食だったため、配膳をしている際、父は間を持たせようと仲居さんにいろいろ話しかけています。
「私たちは親子なんだけど、親子に見えないでしょ!?兄弟に間違えられるんだよ」とか、「ここには台湾人の観光客は来るの?」と台湾の話題を振って、「うちの息子は台湾で事業をやっているんだよ」とか。うちの息子は40で独身でね、、、失礼だけど、結婚はしてるの?」とか。相変わらずの息子自慢かつKYぶり炸裂です。汗
 
評判通りどの品も美味しく、料理のために来るリピーターも多いようです。
普段はお酒がメインでおかずの半分は残す父も「美味しい!」と言って珍しく完食していました。
  
【2017年3月23日(第四日目)】
旅館の人に見送られ、下呂を出発して名古屋に向けて走ります。
うっすらと記憶にあるのですが、小学生の頃に母と関西に住む親戚のお見舞いで日帰りで来た時以来です。
希望としては一泊して、ゆっくり名古屋のグルメを楽しみたかったのですが、最終日の宿は浜名湖に決まってしまっていたので、名古屋に滞在できる時間はわずか。  

まずは、徳川博物館からスタートです。 
今更ですが2008年の大河ドラマ「篤姫」(13代将軍・家定〜14代将軍・家茂)を見ている時期だったので、篤姫のシーンを思い出しながら歩きました。
約一年半前には台湾で徳川宗家19代・徳川家広さんとお食事をする機会がありました。当時は歴史に興味がなかったので、あまり理解をしていなかったのですが、今更ながらそんな方にお会いできるというのは貴重な機会だったのだと感じています。もう少し早く歴史に興味を持っていれば良かったのですが。。
  
歴史の旅は続きます。続いて、大阪城・熊本城とともに日本三名城である名古屋城へ。
 
頑丈で高い石垣、立派な天守閣に圧倒されました。
その名古屋城ですが、ちょうどこの前日コンクリートの天守閣を木造で復元するというニュースが話題になっていました。
 
その後、熱田神宮でお参りをして、静岡県・浜名湖のホテルへ向かいました。
 
最終日の夜は父の友人の招待でフランス料理をご馳走になりました。
 
【2017年3月24日(第五日目)】
浜名湖はうなぎの名産。友人からお薦めされたあの有名なうなぎパイの工場見学からスタート。

続いて、現在の大河ドラマ「おんな城主井伊直虎」のゆかりの地(龍潭寺と駿府城)を巡り、夕方東京に戻ってきました。

4泊5日、走行距離にして1,300キロ、普段は比較的忙しくならない月の後半でしたが、なぜか仕事が増え、夜は父が寝た後遅くまでメールのチェックをし、朝は父が起きる時間に一緒に目が覚めてしまい、かなり寝不足な5日間でした。
とはいえ、今回の日本の歴史を感じる旅+父の思い出の地を巡る旅、想像以上に充実した意義のある旅になりました。
来年は篤姫の舞台となった鹿児島をメインとして、父が母と新婚旅行で来た九州を巡る旅になるのでしょうか!?
水炊き鍋、もつ鍋、馬刺し、それから・・・
今からとても楽しみです!