2015年

2015/7/3 海外における日本人の集まり

ちょうど一か月前、週末を利用して香港に行ってきました。
 
大学の先輩であるラーメン山頭火香港および台湾の社長である足立さんから、「香港白門会(中央大学の同窓会)があるので、行ってきなさい!」と声がかかりました。 
実は、高校および大学(中央大学杉並高校/中央大学)の同級生のKちゃんが旦那さんの仕事の関係で、4月にシンガポールから香港に移ったばかりで、僕が香港に住んでいる友達や足立さんを紹介するという約束をしていました。今回、足立さんは当日どうしても台湾にいなくてはいけない予定があり、足立さんを紹介することはできなかったのですが、僕自身も足立さんを経由して知り合った香港在住の中央大学卒業生を何人か知っているので、Kちゃんに香港でネットワークを広げさせてあげる良い機会だと思ったのです。
 
今回の白門会ですが、①尖沙咀にある居酒屋で行われるということ、②香港はすでに激暑だということ、③土曜日であるということを考えて、僕はジーパンにポロシャツで参加しようと考えていました。
これまで足立さんからは、外見のことで何度も「お前は社会常識がない!」とお叱りを受けていたので、出発の数日前にメールで服装の確認をしたところ、「その年でジーパンにポロシャツはないだろう!?駿河台校舎の年配の方も、初対面の方もたくさんいるのだから、ジャケットを持参しなさい!」と。
僕は聞いてしまったことを若干後悔しました。
まぁ、ジーパンはだめだとしても、ジャケットって。。。。汗
 
出発前夜、荷物を整理していると、ジャケットに合う靴を用意したり、とにかく荷造りが面倒くさいことに気付きました。
そして、同じく当日参加する香港在住のW先輩(女性)にLINEで軽く確認をしてみたところ、「前回参加した時はみなさんジャケット着用だったので、ジャケットは持ってきた方がいいですよ!」と、なんと足立さんと同じ回答でした。愕然。
こうなったら持参しないわけにはいきません。> <
 
同級生のKちゃんにも、「あまりカジュアルな格好は避けた方がいいよ!」と事前に連絡をして、僕がジャケットを持っていくことを話したところ、彼女も「えー!?絶対必要ないよ!」という反応でした。
やはり付属校出身の僕らはちょっと世間とずれているのかもしれません。笑
 
当日の昼は、Kちゃん、初対面となるKちゃんの旦那さん、そして、旦那さんの会社の先輩(これまた太郎さん)と4人で広東ダッグを食べに行きました。旦那さんも太郎さんもとてもいい人で、酒が進んでしまい、ランチの後もセントラルにある太郎さんの豪邸に遊びに行き、そのまま飲み続けてしまいました。

この晩の白門会に参加することを主な目的として香港まで来たのに、白門会が始まる前に既にベロベロです。笑
僕は一度ホテルに戻り、シャワーを浴び、衣装を変えて、ジャケットを片手にホテルを出ました。
 
足立さんに恥をかかせてはいけないと思い、スタートの10分前にお店に入ってみると、既に来ていた半分くらいの人が名刺交換をしていました。
そして、なんとジャケットを着てる人は年配の数名だけ、他の若者はかなりラフな格好です。短パンにポロシャツという人までいました。。。唖然
 
この日の宴は3次会(2:00)まで続き、最後はもう危険信号が出ていました。昼間の12:00~飲んでるということは、14時間ぶっ通しで飲んでるわけです。それに僕が飲む量は半端ないので、、、
 
持参したジャケットは結局一度も着ることなく(白門会の際も、ただ片手に持っていただけなので)、そのままスーツケースにしまい、台湾に持ち帰りました。
それにしても、酔っぱらった状態で3回店を移動しながらも、決してジャケットを忘れなかった自分に感動です。笑

日本では、こうした異業種かつ年齢層がばらばらな集まりは比較的少ないですが海外だと全然違います。みな、何らかの共通点(共通の大学・共通の出身都道府県)を探して、そういう集まりに参加します。
僕も台湾では、大学のつながりをきっかけとして、何人かの素晴らしい方々と接点を持つことができました。
もちろん、その最たる大先輩が足立さんです。足立さんのような先輩に出会えたことが僕には幸運でしたし、この数年間で大きな成長をさせてくれました。
 
つい最近まで台湾白門会において若い方だった僕も、気づいたら中堅どころになっていました。後輩もこれからどんどん増えてくることでしょう。
まだまだ服装のTPOなどなっていない未熟者ですが、後輩たちによい影響を与えられるような先輩にならなくてはと思っています。