昨晩は、劉さんとゴルフ練習場に行ってきました。
アプローチやパターの練習をしたかったので、「蓬來」といういつも行く練習場より遠い練習場へ行きました。
(この練習場の裏にはショッピングモールがあり、観覧車が光り輝いています)
19:00~22:00の練習を終えて、バスで帰宅をすることになりました。
バス停に近づいた瞬間、劉さんがまたそわそわし始めました。
劉さん:「ない!ない!バスカードがない!」
僕:「また始まった!? 大丈夫、どっかにあるよ!」
ズボンのポケットやらゴルフバッグのポケットを一生懸命探しても出てきません。
劉さん:「やっぱりないやー!あー、この間2,000元(5,500円)チャージしたばかりなのに…」
僕らは208のバスを待ちながら、どこで失くしたかを思い起こしていました。
僕は移動をする度に、忘れ物があるかを毎回確認するタイプの人間です。
僕が見た限りでは、特に忘れ物はありませんでした。
ただ、途中少しの間、僕らは離れて練習していた時があって、その時の可能性があると思い、「練習場に戻ろう!」と提案しました。
劉さん:「もういいよ!面倒くさい!」
僕:「いや、とりあえず見に行って見よう!」
その瞬間、10分くらい待っていた208のバスも到着しました。
僕は、一瞬「これに乗って帰れたら楽だなー!」と思ってしまいましたが、2,000元のバスカードはそう簡単にはあきらめてはいけません!
人通りの少ない道をバス停からゴルフ場に向かおうと20M歩いたその瞬間、劉さんの声が響き渡りました。
「あった!あった!」
まさか、道端に落ちているとは想像もしてなかったので、僕は何が起こったのか一瞬理解できなかったのですが、道端に落ちていたのです。
それもこんな感じで。↓
劉さんはうれしそうにバスカードを拾いました。
その瞬間、208のバスは僕らの横で信号待ちをしていました。
僕と劉さんは顔を見合わせた後、すぐ208の運転手さんに手を振りましたが、信号が変わり、気づかないまま発進されてしまいました。泣
劉さんからは、
「謝謝, 太郎さん. 如果你沒有堅持地要我們回去找, 我一定沒有撿到的.
(ありがとう、太郎さん。もし、あんなに頑なに練習場に戻ろうと言ってくれてなかったら、バスカードを拾えてなかったはずだよ!)」と感謝をされました。
ゴルフ練習後台北市内に戻って軽く食事をしようという話をしていたので、僕は、
「悠遊卡裡面2,000元, 劉さん, 今晚你一定要請客喔!
(2,000元のバスカードを拾えたんだから、今晩は劉さんのおごりだよ!)」と言いました。
その後、次のバスを待つ15分間、バスカードのチャージに関する話で盛り上がりました。
バスカードは素のままポケットに入れたりするので、失くすことがよくあります。
携帯電話を取り出したときに、携帯電話とくっついており、その際に落としてしまったり…
なので、チャージする額は少ない方が安全なのです。
その反面、バスを下車する際、チャージの額が足りないと非常に焦ります。
過去に小銭もなかったため、仕方なく無料乗車を許してもらったこともありました。
乗客にその一部始終を見られて、非常に恥ずかしい経験でした。
僕は、その二つの問題点を解決するために、一度にチャージする額は300元、そして2枚のバスカードを財布に入れて持ち歩いています。
バスカードを失くしたとしても被害は少ないし、2枚ともチャージ額が足りないということはほぼないので、1枚のチャージ額が足りなくても、もう1枚を使えます。
劉さんも2枚のバスカードを持ち歩いているようですが、それぞれ2,000元ほどチャージするようです。
理由を聞いたところ、「お金持ってると使っちゃうし、頻繁にチャージするのは面倒くさいのよ!」という回答でした。
劉さんはとても美人な女性ですが、性格がさばさばし(すぎ)て、僕より男っぽいのではないのか?という感じの子なのです。笑
208のバスが到着する直前、劉さんが「このバスカード、本当に私のかな?」と言い出しました。
208のバスが到着し、バスカードを機械に翳した時に表示された金額は、劉さんの自己申告と同じ2,200元でした!
今後、劉さんは一度のバスカードのチャージ額を低くすると言っていましたが、さてどうなることでしょうか!?